欧米(欧米か!)では、iPhoneが話題沸騰中のようですが、日本で発売はあり得るのだろうか。
本当に独断と偏見+個人的な意見として書き出してみる。
まずは欧米で発売されるiPhoneを読み解いてみると...
・キャリアはAT&Tである
・購入から2年間解約できない
・本体価格は高めで、通信料は使った分だけ請求が来る
※発表があり、通信料はプラン制を導入。月額$59.99/$79.99/$99.99/$119.99/$169.99/$219.99となり、パケット通信は無料。
・現住所が北米国内に無ければ購入できない
・通信カードの入れ替えは出来ない
・iTunesから楽曲が流し込める(所謂iPod携帯なのだ)
・モバイル端末として使える(Webブラウジング等が可能。だからと言って、WMP向けの動画等は閲覧できない)
・OSがMacOS(iPhone向け)
・タッチパネルはガラス
さて、日本国内のキャリアさんの携帯電話はどうなっているのかというと...
・本体価格は比較的安め(発売から数ヶ月もすると0円なんてこともある)
・通信料は、基本料金+超過料金
・パケット通信料は別途請求、しかも割高。
・MNPがある
・楽曲は、着メロや着歌販売会社からダウンロード購入(買った物は他への持ち出しは出来ない)
・結構丈夫に出来ていて、雑に扱っても壊れにくい
・SIMカードが抜き出すことができる
さて、ここで考えてみると...
・iPhoneは高い($499なので日本円に単純換算すると...60,878.円 ※122円/ドルで計算)
・キャリアの通信料の考え方が日本と欧米では異なっている
・通信料金プラン制となり参入しやすくなったようだが、パケット通信料の扱いが違いすぎる
・日本のケータイとは異なり、落としたりすると壊れる(パネルが割れます)
・固めのケータイストラップを付けたりすると、傷バリバリだと思います(そもそもストラップ付ける穴、ありません)
・機種交換やMNPができない
・iTunesが無いと楽曲が聞けない(現状では、一般的な着メロ/着歌ダウンロード購入できないと想定される)
・iTunesから取り込んだ楽曲が着メロとして使える保証が無い(スピーカーは底部に2個ついてました)
等等。
国内で爆発的に売れるとは思えない(最初は興味本位で買ってくれるとは思いますが)。
また、キャリアさんが現状の通信料の体系や販売体系を崩してまでiPhoneを売る事が可能なのか。
非常に難しい(微妙である)と当方は考えます。